日経BPマーケティングの書籍売上げ、雑誌を初めて上回る
5月9日、同社の中島久弥社長は都内のホテルで行った特約店会で、2018年度(H30.1.1~同12.31)決算において、書店ルートの売上げが52億1000万円(同4.1%減)と発表。そのうち書籍分野は同8.9%増と大幅に伸長し、創業以来、初めて雑誌売上げを上回った。特約店の会員書店だけでみると、同10%増になったと報告した。
今年に入っても『FACTFULNESS』が30万部を発行して好調。書籍売上げは1月から4月末まで同30%増と勢いが加速している。また、日経BPの吉田直人社長は今年4月、同社が創立50周年を迎えた話し、全社スローガンを「その先を見る。その先を解く」に決めたと伝えた。
【2019年5月13日更新】
日経BPマーケティング、取次ルートの「書籍」売上げ12.4%増
5月8日、東京・文京区の東京ドームホテルで「特約店・雑誌グランプリ」贈賞式を行い、中島久弥社長が第45期(H29.1.1~同12.31)の実績について報告した。取次ルートにおける「雑誌・書籍・ムック」の売上げは前年比0.3%減とほぼ横ばい。しかし、「書籍」だけでは同12.4%増と大幅に伸長し、返品率も総合で同2.6ポイント減の36.5%と改善した。特約店の「雑誌・書籍・ムック」売上げは同1%増で、販売シェアは75%に到達したという。
当日は、「特約店」と「雑誌グランプリ」で入賞した法人と店舗、書店の担当者6人が表彰された。紀伊國屋書店の高井昌史社長、トーハンの藤井武彦社長が祝辞を述べた。
【2018年5月9日更新】
日経BPマーケティング、報奨制度拡充
5月9日、東京・水道橋の東京ドームホテルで「特約店会」および「雑誌グランプリ」贈賞式を行った。中島久弥社長は第44期(H28.1.1~同12.31)売上高について、前年比5%減と報告。昨年個人賞を受賞した書店員を含めて発足した出版企画チーム「プラチナクラブ」から「世界が変わる100の技術」が生まれたことも付言。報奨制度も拡充すると話した。服部昌取締役が特約店の報奨制度について伸長率部門を3クラス毎に設定するなど変更点を伝えた。
年間売上金額部門1位は丸善丸の内本店、同伸長率部門1位はブックスタジオ新大阪店。書籍担当者部門は紀伊國屋書店梅田本店の黒田紗穂氏、ブックファースト阪急西宮ガーデン店の松原直樹氏、丸善ラゾーナ川崎店の石田健氏。
雑誌グランプリの販売部数増加数部門1位は旭屋書店なんばCITY店、同伸長率部門1位はブックファーストエビスタ西宮店。販売部数最多部門1位は紀伊國屋書店梅田店。法人の部は旭屋書店、精文館書店、トップカルチャーの3社が受賞した。雑誌担当者部門は旭屋書店なんばCITY店の池永昌弘氏、ブックスタジオ新大阪店の中川麻未氏、ブックファーストエビスタ店の藤谷菜々氏、有隣堂横浜西口店の安田信之氏。
【2017年5月10日更新】
日経BPマーケティング、「書籍」売上げ2年ぶり増加
4月20日、都内のホテルで行った「日経BPマーケティング特約店会」および「雑誌グランプリ」贈賞式の席上、中島久弥社長が第43期(H27.1.1~同12.31)における取次ルートの売上げを発表。「書籍」は前年比4.3%増で2年ぶりに前年を上回った。「雑誌」は同3.8%減。ムックを含め、全体で同2.3%減。
「年間売上金額」部門の1位は丸善丸の内本店、「同伸長率」部門1位はブックスタジオ新大阪店。「法人部門の売上げ」1位は丸善ジュンク堂書店。
特約店は40法人、121店舗。
【2016年4月22日更新】
日経BP社、減収増益の決算
4月20日、第44期(H23.1.1~同12.31)の決算概況を発表した。
売上高は387億円(前期比4.5%減)、営業利益は15億円(同13.8%増)、経常利益は18億円(同12.5%増)。売上高の内訳は「広告」155億円(同5.1%減)、「販売」212億円(同4.1%減)、「その他」20億円(同2.6%減)。
【2012年4月23日更新】
日経BP社、減収増益の決算
3月10日、取締役会で2010年度(第43期)決算が承認された。売上高は404億8000万円(前年比5.4%減)、営業利益は12億8700万円(前期は10億5300万円の損失)、経常利益は15億5600万円(同7億4500万円の損失)。
売上高の内訳は「広告」163億4300万円(前期比7.8%減)、「販売」221億2400万円(同3.3%減)、「事業・その他」20億1200万円(同8.7%減)。そのうちインターネット事業の総売上げは2.8%増の59億4000万円と伸長した。
【2011年3月11日更新】
日経BP社、5年連続減収で赤字決算
3月12日、第42期(H21.1.1~同12.31)の決算概況を発表した。
売上高は428億0500万円(前年比18.9%減)、営業損失は10億5300万円、経常損失は7億4500万円。当期最終利益は未公表であるが、損失であるという。
売上高の内訳は「広告」177億2700万円(同28.8%減)、「販売」228億7400万円(同6.5%減)、「事業・その他」が22億0500万円(同35.4%減)。
【2010年3月12日更新】
日経BP社、減収減益の決算
2008年12月期(第41期)の業績は、売上高が前年比1.1%減の527億5700万円で4期連続減収。営業利益は14億1300万円(同51.0%減)、経常利益は17億8400万円(同47.8%減)。「広告」が5.7%減と大幅に落ち込み、「販売」は0.8%の微増だった。インターネット事業の売上げが9.2%増の69億3300万円と伸長した。
【2009年2月2日更新】
日経BP社の2007年12月期決算、減収も4期連続の増益
売上高は前年比3.4%減の533億5800万円と3年連続の減収。営業利益は同2.6%減の28億8500万円と前年割れしたが、経常利益は同3.9%増の34億1800万円とプラスに転じた。売上高の内訳は「広告」263億9200万円(同4.8%減)、「販売」242億6800万円(同2.4%減)、「事業・その他」26億9700万円(同1.0%増)。全売上げのうち、インターネットの総売上げは63億4600万円(同21.0%増)を占めている。
【2008年2月4日更新】
日経BP社、減収増益決算に
2月19日、東京・白金高輪の同本社で第39期(平成18年1月1日~同12月31日)の決算概況を発表した。
売上高552億4800万円(前年比1.0%減)、支出522億8700万円(同1.8%減)、営業利益29億6200万円(同16.9%増)、経常利益32億9100万円(同21.1%増)、税引前利益32億5600万円(同52.1%減)。
【2007年2月19日更新】
日経BP社、微減収増益の決算
2月10日、東京・白金高輪の同本社で第38期(05年1~12月期)決算概況を発表。売上高557億8700万円(前年比0.4%減)、営業利益25億3400万円(同3.4%増)、経常利益27億1700万円(同5.6%増)、税引前利益68億0200万円(同200.1%増)。東京・平河町の本社ビル売却により約40億円の特別利益が発生、税引前利益が大幅に伸長した。
【2006年2月10日更新】
日経BP社、増収増益の決算
売上高約560億円(前年比2.1%増)で4期ぶりの増収に。営業利益24億5000万円(同75%増)、経常利益25億7000万円(同27.4%増)、税引前利益22億6000万円。部門別の売上高は、広告収入275億円、販売収入250億円、その他33億円。
【本紙2005年1月27日号より】
日経BP社、減収減益の決算
売上高549億円(前年比7%減)、税引前利益11億6000万円(同25%減)。3期連続の減収減益となった。部門別の売上高は。広告収入256億円、販売収入248億円、その他45億円。
【本紙2004年1月29日号より】
日経BP社、減収減益決算
売上高588億円(前年比9%減)。税引前利益は15億円(同70%減)。二年連続の減収減益決算の見込み。部門別の売上高は、広告収入275億円、販売収入265億円、その他48億円。販売収入のうち、市販関係は約74億円。
【2003年1月24日更新】
日経BP社、売上高は前期比3%減の643億円の見通し
税引前利益は同7%減となったが、51億円を計上している。現行の雑誌群は直販誌27誌、市販誌14誌。
【2002年1月22日更新】