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いまいちど、本屋へようこそ
第44回 相模原市の事例に学ぶ
神奈川・相模原市は9月、市議会の定例会議に提出する一般会計補正予算案で、市立小中学校の学校図書購入費について当初予算の約4倍となる約9400万円を計上し提出した。 文部科学省による令和2年度「学校図書館の現状に関する […] -
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第43回 「読書の時間」の現在
東京都に設立認証申請してから3カ月が過ぎた9月26日、ようやくNPO法人「読書の時間」として認証が下りた。 まだまだ設立に関する事務手続きは終わらないが、まずは「本に関する授業『読書の時間』を学校に提供する」という目 […] -
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第42回 悩み多き日々
円安やエネルギー価格の高騰など様々な要因による物価高が続いている。 僕が役員を務める書店「北上書房」(岩手・一関市)ではこれまで、効率化を図り、経費を削減するべく努力してきた。しかし、水道光熱費、資材費、運搬費の顕著 […] -
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第41回 読書とアウトプット
今年に入り、学校図書館関係者とお会いする機会が飛躍的に増えた。その際、必ず議題となるテーマが「スマホ、ゲーム、動画志向の生徒に対する読書指導」と「読書者数、読書冊数を増やす効果的な取組み」だ。 読書感想文に変わるアウ […] -
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第40回 スマホと読書
文部科学省は7月28日、全国学力テストの結果を発表。あわせて、一日あたりのスマホの利用状況調査を元とし、平均正答率との相関関係の分析結果を初めて公表した。 それは「小中学生ともSNSや動画視聴の時間が長いほど正答率が […] -
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第39回 ぎふメデイアコスモスへ
先日、念願だった岐阜市の複合施設「みんなの森 ぎふメディアコスモス」を訪問することができた。岐阜市立中央図書館が入るこの建物は、美術館やショッピングモールと見紛うような洗練された外観だ。緩やかに湾曲した木造の格子屋根と […] -
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第38回 立山町の本気
6月6日、富山県立山町のホームページにこのような公募が掲載された。 「町の『本屋さん』開業者を募集します!」「この度、町では、住民の日常生活の向上と中心市街地の賑わいづくりの一環として、『本屋さん』を開業していただけ […] -
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第37回 外濠書店が生む可能性
本には旬がある。 発売日は著者や出版社が決める。新刊書籍の売り時は、発売日から数週間と言われている。あくまでも新刊として店頭で展開されることにより、書店店頭でお客様が出合い購入する効能性が高い期間と言えるだろう。 […] -
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第36回 三砂さんの問いかけ
「本屋を始めた。次にぶつかる問題は、どうやって続けていくかです」 梅田蔦屋書店人文コンシェルジュの三砂慶明さんが企画・編集した『本屋という仕事』(世界思想社)を読み出合った言葉だ。 久しぶりに読み応えのある本屋の考察 […] -
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第35回 NPO「読書の時間」設立
今ある本との出合いの場を未来に繋いでいくためにできることはないかと考え、議論してきた仲間とともに「NPO法人読書の時間」の設立総会を5月27日に開催した。今後はこの法人を通じて、読書推進の具体的な施策を提案していきたい […] -
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第34回 産地直送上野の森
5月3日から5日にかけて「上野の森 親子ブックフェスタ2022」が開催された。3年ぶりに上野公園で行われると聞き、初日に会場へ足を運んだ。天候にも恵まれ、家族連れを中心に多くのお客様が、出店している出版社のブースで熱心 […] -
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第33回 出版業界全体で
われわれ未来読書研究所の活動でもっとも大切な柱は、学校における読書推進活動だ。 これまで、学校の現場で具体的にどのような活動が行われているかをヒアリングしてきた。そこから「生活のなかに本のある人を育てる」という視点を […] -
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第32回 町を出て18年
身が引き締まるお手紙をいただいた。差出人の住所に見覚えがあったからである。 標高1000メートル級の奥羽山脈に囲まれた特別豪雪地帯・岩手県西和賀町。そう、僕が生まれ育った町だ。その町に一軒だけあった本屋が僕の実家であ […] -
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第31回 指定管理者と納入業者
地方自治法の一部が改正され、公の施設の管理に関し、新たに「指定管理者制度」が創設されたのが2003年9月。それまでの管理委託制度では、地方自治体が公の施設の管理を委託できるのは、一部の公共的団体などに限定されていた。だ […] -
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第30回 まだ11年もう11年
昨年は、東日本大震災から10年という節目の年であり、様々な媒体で特集が組まれ、岩手・宮城の書店の皆さんにお話をうかがう機会をたくさんいただいた。 もっとも多くの方が話されていたのが、年々進む人口減少。とくに購買意欲の […] -
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第29回 プロポーザルへの挑み方
前回、公共図書館への図書納入に関して、プロポーザル入札制度の導入と「税の域内還流化」から脱する流れについて書いた。その反響が大きかったので、ここであらためてプロポーザル入札制度に対応するために、書店として検討すべきこと […]