-
本の話題
日販「本袋」、5月発売分で全75タイトルが勢揃い
日本出版販売が取り扱う「本袋」が、5月19日からの販売開始分をもって全75タイトルが揃った。 「本袋」の取扱いは、日販が出版社IP(知的財産)を通じてエコ活動を企画・支援する「ONE ECO PROJECT」の一環。 全 […] -
本の話題
第15回「角川春樹小説賞」、東圭一「奥州狼狩奉行始末」に
このほど、都内で第15回「角川春樹小説賞」の最終選考会を行い、東圭一「奥州狼狩奉行始末」を選出した。応募作は344作品。 受賞作は今秋、角川春樹事務所から刊行される予定。 -
本の話題
第28回「日本絵本賞」、大賞は「PIHOTEK」(講談社)に
全国学校図書館協議会(全国SLA)は5月15日、第28回「日本絵本賞」の受賞作を発表。大賞は、『PIHOTEK 北極を風と歩く』(文=荻田泰永、絵=井上奈奈、講談社)だった。 その他の受賞作3点は、『がっこうにまにあわな […] -
本の話題
第76回「日本推理作家協会賞」、各部門の受賞作決まる
日本推理作家協会は5月11日、第76回「日本推理作家協会賞」の受賞作を発表した。長編および連作短編集部門は芦沢央『夜の道標』(中央公論新社)と小川哲『君のクイズ』(朝日新聞出版)、短編部門は西澤保彦「異分子の彼女」(「W […] -
本の話題
「週刊東洋経済」4月22日号、ChatGPT特集で3刷に
東洋経済新報社が刊行する同誌4月22日号の売行きが好調だ。同社ではこのほど、4月27日出来で2刷、5月8日出来で3刷の重版を決めた。 4月22日号の特集は、「ChatGPT仕事術革命」。同誌が3刷に達するのは、2021年 […] -
本の話題
第54回「講談社絵本賞」、たじまゆきひこ氏の作品に
4月20日、講談社が発表。たじまゆきひこ『なきむしせいとく 沖縄戦にまきこまれた少年の物語』(童心社)が選出された。同書は、昨年4月30日に刊行。発行部数は1万1000部(3刷)まで伸長している。子どもたちに戦争と平和に […] -
本の話題
西加奈子氏、新刊『くもをさがす』(河出書房新社)で乳がん告白
4月19日に発売される『くもをさがす』は、西氏が2021年のコロナ禍、滞在先のカナダで浸潤性乳管がんを宣告され、その発覚から寛解までの8カ月間を克明に描いたもの。治療への恐怖と絶望、家族や友人たちへの溢れる思いと、時折訪 […] -
本の話題
紀伊國屋書店、天皇陛下の英国留学記を新装復刊
4月22日、徳仁親王(当時)の英国留学記『テムズとともに 英国の二年間』を新装復刊する。 1983年、オックスフォード大学に留学した親王が2年間の青春時代の日々を綴った手記で、93年に学習院から刊行された。今回の復刊は「 […] -
本の話題
村上春樹氏の6年ぶり新作長編発売、深夜・早朝販売の書店も
新潮社が4月13日に初版30万部で発売した村上春樹『街とその不確かな壁』を、多くの書店が店頭イベントで盛り上げている。紀伊國屋書店新宿本店は同日午前0時にカウントダウンイベント、同7時から早朝販売を行った。 丸善ジュンク […] -
本の話題
2023年「本屋大賞」、凪良ゆう『汝、星のごとく』(講談社)に
4月12日、同賞実行委員会が発表した。凪良氏は2020年の『流浪の月』(東京創元社)以来、3年ぶり2度目の受賞となった。 発表会には4年ぶりに全国の書店員のほか、出版社・メディア関係者などが参集。434人が出席した。凪良 […] -
本の話題
新潮社、小田雅久仁氏の最新作でプルーフ希望者が殺到
新潮社が小田雅久仁氏の最新作『禍(わざわい)』のプルーフ配布の希望者を募集したところ、1週間ほどで230件を超える申込みがあり、現在も増え続けている。同書は7月12日刊行予定。 小田氏は9年ぶりに上梓した『残月記』(双葉 […] -
本の話題
「ざんねんないきもの事典」、8巻発売で累計500万部突破
高橋書店は4月12日、「ざんねんないきもの事典」シリーズ8巻目となる『おもしろい! 進化のふしぎ とことんざんねんないきもの事典』を初版13万部で発売する。8巻までの累計発行部数が500万部を超えた。第1巻は2016年に […] -
本の話題
皓星社、「近代出版研究」第2号を発売
4月7日、年刊誌「近代出版研究」の第2号を発売した。同誌は、国立国会図書館元職員で『調べる技術』(同社刊)の著者でもある小林昌樹氏が所長を務める、近代出版研究所による研究誌。 今回の特集テーマは、「雑著・雑本・ミセレイニ […] -
本の話題
「サッカー本大賞2023」、河内一馬氏の著書が大賞に
カンゼンは4月5日、「サッカー本大賞2023」の受賞作品を発表。大賞は河内一馬『競争闘争理論 サッカーは「競う」べきか「闘う」べきか?』(ソル・メディア)が選出された。河内氏は、神奈川県社会人1部リーグ・鎌倉インターナシ […] -
本の話題
作家・東野圭吾氏の著作、計1億部を突破
このほど、講談社、KADOKAWA、文藝春秋、幻冬舎、光文社などが共同で発表した。4月3日時点での国内累計発行部数は1億7万7380部。 東野氏は1958年、大阪生まれ。1985年「放課後」で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー […] -
本の話題
新潮社、村上春樹氏新作の限定本を10万円で発売へ
新潮社は今秋、オンライン直販サイト「新潮ショップ」で、村上春樹氏の新作長編『街とその不確かな壁』の著者直筆サイン入り愛蔵版を発売する。価格は税・送料別で10万円。 シリアルナンバーを入れ限定300部で販売予定。装丁などの […]