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本の話題
新潮文庫『死の貝』が3刷・2万部超に、1998年刊の単行本を復刊
4月24日に発売。約2週間で3刷・2万部を超えた。死に至る地方病として恐れられていた日本住血吸虫症との闘いを描いた1冊。 日本住血吸虫症のWikipediaの記事は重厚な内容で知られ、三毛別羆事件と八甲田雪中行軍遭難事件 […] -
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第70回「江戸川乱歩賞」、最終候補作は6点に
同賞を後援する講談社が、4月25日に発表した。応募総数は395編。同賞70周年を記念し、綾辻行人、有栖川有栖、真保裕一、辻村深月、貫井徳郎、東野圭吾、湊かなえの7氏が選考委員を務めている。候補作は以下の通り。 相羽廻緒「 […] -
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「サッカー本大賞2024」、大賞は宮市亮「それでも前を向く」に
カンゼンは4月24日、「サッカー本大賞2024」を発表。大賞と読者賞は宮市亮『それでも前を向く』(朝日新聞出版)に決まった。宮市氏はJリーグ・横浜F・マリノス所属のFW選手。同賞創設以来、初めて現役選手の著書が大賞を受賞 […] -
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第55回「講談社絵本賞」、降矢なな『クリスマスマーケット』に
4月15日、講談社は第55回講談社絵本賞に、降矢なな『クリスマスマーケット~ちいさなクロのおはなし~』(福音館書店)を選出したと発表した。 降矢氏は1961年、東京都生まれ。現在はスロバキアに在住している。代表作に「やま […] -
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高橋書店、「ざんねんないきもの事典」第9弾、計524万部突破
4月10日、「ざんねんないきもの事典」シリーズの第9弾、『おもしろい! 進化のふしぎ まだまだざんねんないきもの事典』を初版11万部で発売。シリーズ累計発行部数が524万部を超えた。第9弾は見たことのいないような生態や、 […] -
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世界思想社教学社、「赤本」70周年でデザイン一新
世界思想社教学社が発行する大学入試の過去問題集、通称〝赤本〟が今年、創刊70周年を迎える。この節目に、5月に発売する2025年版からシリーズのデザインを一新する。 24年版まで表紙のデザインは、06年から続くもの。定番の […] -
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本屋大賞に『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)、受賞で25万部を増刷
宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)が「2024年本屋大賞」に選出された。新潮社は受賞をうけて25万部を増刷。発行部数は41万部5000部となる。続編『成瀬は信じた道をいく』も増刷を決めており、2点の累計発行部数 […] -
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電子書籍流通額、3月期は14.2%増 メディアドゥ調べ
メディアドゥは4月8日、電子書籍取次事業における3月期の流通額の成長率を発表した。総合では前年同月比14.2%増だった。 ジャンル別では、「コミック」同14.8%増、「縦スクロールコミック」同214.8%増、「写真集」同 […] -
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日販図書館選書センター、23年度の選書ランキングを発表
日販図書館選書センター(東京・千代田区)は、2023年4月から24年3月に来場した図書館関係者が選書した図書のランキングを発表した。 セット部門(小・中学校)1位は『知りたい!カーボンニュートラル 脱炭素社会のためにでき […] -
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第48回「川端康成文学賞」、町屋良平「私の批評」に
4月5日、同賞を後援する新潮社が発表した。受賞作は「文藝」2023年春季号(河出書房新社)に掲載している。 同賞は1973年に発足。川端康成記念会が主催し、前年度に発表された短編小説を対象に選考を行っている。2019年に […] -
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梅棹忠夫・山と探検文学賞、第13回受賞作は「大インダス世界への旅」
梅棹忠夫・山と探検文学賞委員会はさきごろ、第13回「梅棹忠夫・山と探検文学賞」に船尾修『大インダス世界への旅:チベット、インド、パキスタン、アフガニスタンを貫く大河流域を歩く』(彩流社)を選出した。 授賞式・記念講演は6 […] -
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「マンガ大賞2024」、泥ノ田犬彦「君と宇宙を歩くために」(講談社)が受賞
4月2日に都内で発表。泥ノ田犬彦「君と宇宙を歩くために」(講談社)に決まった。講談社刊行の作品受賞は、うめざわしゅん「ダーウィン事変」以来、2年ぶり。 発表当日に授賞式を行った。自身で用意した黒い犬の仮面をかぶって登壇し […] -
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カンゼン「サッカー本大賞」、優秀作品11点決まる
このほど、「サッカー本大賞2024」の優秀作品11点を発表。宮市亮『それでも前を向く』(朝日新聞出版)などを選出した。優秀作品のなかから、選考委員が「大賞」「翻訳サッカー本大賞」「読者賞」を決める。 読者賞はカンゼンが運 […] -
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主婦の友社『かっても まけても いいんだよ』、4カ月で5万部重版
主婦の友社が刊行する絵本『かっても まけても いいんだよ』(文・絵=オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ、訳=垣内磯子)が、昨年末から約4カ月間で計5万部を重版する売れ筋になっている。4月5日には12刷・1万部が出来し、累 […] -
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春秋社、新シリーズ「アジア文芸ライブラリー」立上げ
高校生から40代までを中心とする読者に向けて、「アジア文芸ライブラリー」を立上げる。第1弾はチベットを代表する女性作家・ツェリン・ヤンキ―氏が書いた『花と夢』(本体2400円)で、4月15日に取次搬入する。5月に朱和之氏 […] -
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ラジオMC・河村氏の新刊が発売前重版、初版の半数以上が北海道からの注文
淡交社が3月21日に取次搬入する河村通夫『北斎時代の「絵手本」で「絵皿」を解く 花・七福神の巻』に、北海道を中心に多くの事前注文が寄せられ、発売前重版が決まった。 著者の河村氏は、「河村通夫の桃栗サンデー」(STVラジオ […]