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本の話題
第61回「文藝賞」、2年ぶりの2作同時受賞に
8月29日、同賞を主催する河出書房新社が発表した。受賞作は、待川匙「光のそこで白くねむる」と松田いりの「ハイパーたいくつ」。2年ぶりの2作同時受賞となった。応募総数は2111作品。 受賞作、選評、選考経過、受賞の言葉は、 […] -
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大田丸、「BUN-1グランプリ」のノミネート10作を発表
書店12法人で組織する大田丸は今年新たに、「BUN-1(ブンワン)グランプリ」をスタートする。大田丸の約120店舗の書店員が「もう一度売りたい、お薦めしたい文庫」を投票で選び、ノミネート10作を選定・販売した後、最も売れ […] -
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第19回「中央公論文芸賞」、荻原浩『笑う森』(新潮社)に
8月19日、中央公論新社が主催する第19回「中央公論文芸賞」の選考会が行われ、荻原浩『笑う森』(新潮社)に決まった。受賞作の選評は、10月15日発売の「婦人公論」11月号に掲載。贈賞式は10月17日、都内で開催する予定。 -
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筑摩書房、『私の絵日記』が米・漫画賞受賞で緊急重版
漫画家のつげ義春夫人・藤原マキ氏(故人)が描き、2014年にちくま文庫から刊行した『私の絵日記』が、このほど米国の権威ある漫画賞「アイズナー賞」最優秀アジア作品賞を受賞。これを受けて同社は緊急重版を決め、8月29日に受賞 […] -
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河出書房新社、10月刊『美術の物語 ポケット版』で刊行記念特価を設定
10月上旬発売予定のE.H.ゴンブリッチ『美術の物語 ポケット版』(本体4990円)を、来年1月末まで本体3990円で販売する。来年2月以降の出荷分については同一のISBNを用いて、カバーのバーコード表記を変更する。来年 […] -
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第12回「大阪ほんま本大賞」は、寺地はるな「ほたるいしマジカルランド」(ポプラ文庫)
OsakaBookOneProject実行委員会がこのほど発表した。特別賞は10月に発表する予定。受賞作は現在、大阪府および関西近隣エリアの約800書店で大々的に展開している。7月31日をもって閉店する水嶋書房くずは駅店 […] -
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小学館、『日本国語大辞典 第三版』を2032年公開へ
2000年から02年にかけて刊行した『日本国語大辞典 第二版』(全13巻+別巻)を30年ぶりに大改訂する。小学館110周年を迎える2032年から第三版デジタル版を段階的に公開。34年から書籍版を発売する。3000人以上の […] -
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東京・高円寺で「学研の『科学と学習』ふろく展」開催中
東京・高円寺の科学体験施設「IMAGINUS」で展覧会「百聞は実験にしかず! 学研『科学と学習』ふろく展」を開催している。主催は同施設を運営するコングレ。Gakkenの企画協力のもと、東映が企画制作を担当した。9月1日ま […] -
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講談社主催のノンフィクション賞と科学出版賞、受賞作決まる
7月18日、第46回「講談社 本田靖春ノンフィクション賞」と第40回「同科学出版賞」の受賞作を発表。本田靖春ノンフィクション賞は、大森淳郎・NHK放送文化研究所『ラジオと戦争 放送人たちの「報国」』(NHK出版)と宋恵媛 […] -
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光文社、57年ぶりに直木賞作家を輩出
7月17日、日本文学振興会が主催する第171回「芥川賞・直木賞」の選考会が行われ、芥川賞に朝比奈秋「サンショウウオの四十九日」(「新潮」5月号)と松永K三蔵「バリ山行」(「群像」3月号)、直木賞に一穂ミチ『ツミデミック』 […] -
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「マンガでやさしくわかる」シリーズ(日本能率協会マネジメントセンター)、140万部を突破
同シリーズ84点の発行部数がこのほど、140万部を突破した。2012年2月、第1弾の『NLP』を発売して創刊。「ビジネス」「心理学」「子育て」「資格」など多様なテーマをマンガを併載して解説。幅広い年代に訴求してきた。売れ […] -
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辻村深月『傲慢と善良』(朝日新聞出版)、100万部突破
朝日新聞出版が刊行する辻村深月『傲慢と善良』の累計発行部数がこのほど、100万部を突破した。内訳は単行本が6万部(10刷)、文庫版が85万部(22刷)、電子版の販売数が9万部。 同書は2019年3月、辻村氏の作家生活15 […] -
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『頂(いただき)を目指して』(徳間書店)、発売1カ月で10万部到達
同書はバレーボール日本代表チームのキャプテンを務める石川祐希選手の自叙伝。6月10日の発売日前に重版がかかり、1カ月で4刷・10万部になった。同社では人気マンガ「ハイキュー‼」(集英社)の作者・古舘春一氏がイラストを描い […] -
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「生き方」(サンマーク出版)、大谷選手の愛読書報道で再燃
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の愛読書が、稲盛和夫『生き方』(サンマーク出版)であることがメディアで報じられ、その売行きが再燃している。テレビ番組「Nスタ」「ひるおび」「ゴゴスマ」(いずれもTBS系)などで紹介さ […] -
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『九十歳。何がめでたい』と続編、シリーズ累計180万部突破
小学館が刊行する佐藤愛子『九十歳。何がめでたい』とその続編『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』のシリーズ発行部数が計180万部を突破した。6月21日、草笛光子さんを主演にして公開した映画「九十歳。何がめでたい」が大きな反響 […] -
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朝井リョウ氏の新作、10月に小学館で刊行へ
小学館は10月2日、小説家・朝井リョウ氏の新作『生殖記』(本体1700円)を刊行。刊行するに当たり、書店の予約を開始した。特設サイトを開設し、希望する書店員にはプルーフもしくは電子のゲラ「NetGalley」(メディアド […]