-
本の話題
皓星社、年刊誌「近代出版研究」創刊
4月7日、日本近代書誌学と近代出版史の成立を志す年刊研究誌「近代出版研究」(書籍扱い)を創刊した。 同誌は、元国立国会図書館員で図書館情報学の研究者である小林昌樹氏が昨年6月に設立した「近代出版研究所」(事務局=皓星社) […] -
本の話題
「女のいない男たち」(文春)、単行本と文庫で100万部突破
文藝春秋が刊行する村上春樹の短篇小説集、『女のいない男たち』の発行部数が、単行本と文庫を合わせて計100万部を突破した。このほど決めた文庫の5万部(15刷)重版で62万部。単行本は40万部を発行している。 同書に収録され […] -
本の話題
「マンガ大賞2022」、大賞は「ダーウィン事変」(講談社)に
3月28日に発表。うめざわしゅん「ダーウィン事変」(講談社)が大賞に選ばれた。講談社が大賞を受賞するのは、山口つばさ「ブルーピリオド」以来、2年ぶり。 発表当日に都内で行われた授賞式では、大賞作の担当編集を務める寺山晃司 […] -
本の話題
文芸社、「余命10年」と「生きてさえいれば」が計100万部突破
2作(いずれも文芸社文庫NEO)の発行部数が計105万部に達した。3月4日から映画、「余命10年」が公開された効果もあり、2作の売行きが加速。同社は文庫「余命10年」をこの1カ月間で20万部増刷している。映画の興行収入も […] -
本の話題
「サイゾー」、隔月刊化に
サイゾーは総合情報月刊誌「サイゾー」を4・5月号(4月18日発売)から、隔月刊化する。 今後はウェブメディアやイベント企画などとの連携を図る一方、同社の有料サイト「サイゾーPremium」のコンテンツ強化にも注力する。 -
本の話題
柏書房、「24歳新入社員がガチで選んだ~」フェアが好調
「24歳新入社員がガチで選んだ 同世代に絶対読んでほしい柏の本」フェアが書店員に好評で、売行きがいい。当初は20書店で展開予定だったが、52店にまで増加。今後、100店を目標に掲げて拡大していく。 企画したのは、昨年4月 […] -
本の話題
「2022えほん50」と第27回「日本絵本賞」ノミネート作決まる
全国学校図書館協議会はさきごろ、1年間に刊行された絵本のなかから子どもたちに推薦する「2022えほん50」を発表した。対象は、2021年1月から同12月までに刊行された絵本。 ホームページでは、全50点に対象読者年齢層な […] -
本の話題
東京堂出版、ロシア関連本の注文殺到
東京堂出版に100冊単位で注文が寄せられている。『「帝国」ロシアの地政学』『ファシズムとロシア』『ウラジーミル・プーチンの大戦略』(同)の3点で緊急重版を決めた。いずれも高価本であるが、読者の支持を集めている。 『「帝国 […] -
本の話題
幻冬舎と光文社、今井良氏の新書2点を回収・絶版に
このほど、両社が刊行する今井良氏の著作について、共同通信社による複数の配信記事を無断転載し、著作権侵害にあたる事実が確認されたとして、回収・絶版とすることを決めた。幻冬舎は3月14日、光文社は同16日、各社のホームページ […] -
本の話題
筑摩書房『現代ロシアの軍事戦略』、6万部を緊急重版
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻で注目が高まり、2月22日から3月16日までに4回の重版を実施。累計7万1000部に達する。 2月22日決定の3刷・1万5000部は出荷済み。4刷・5000部は3月22日、5刷・1万部は […] -
本の話題
幻冬舎文庫、4月から毎月10点のペースに
幻冬舎はこれまで偶数月に20点のペースで発売していた「幻冬舎文庫」を、4月から毎月10点程度にして発行する。コミックエッセイ「すーちゃん」シリーズなどの著書をもつ益田ミリ氏が新キャラクターを描き下し、フェア帯などに掲示し […] -
本の話題
三洋堂書店「#でらコミ!3」、大賞は「アオのハコ」(集英社)
三洋堂ホールディングスの子会社である三洋堂書店は、同社が主催するコミックアワード「#でらコミ!3」の大賞に三浦糀「アオのハコ」(集英社)を選出し、3月4日から店頭でフェアを開催している。 「#でらコミ!」では、同社スタッ […] -
本の話題
講談社、料理家・栗原はるみ氏のパーソナルマガジン創刊
講談社は3月4日、料理家・栗原はるみ氏のパーソナルマガジン「栗原はるみ」(本体1300円)を創刊した。創刊号の発行部数は20万部。編集長は片岡氏。創刊号以降は9月、12月、22年4月、同9月、同12月に発行する予定。 当 […] -
本の話題
昭文社、「トリセツ」シリーズ完結で特設サイト公開
2019年に刊行を開始した47都道府県の「トリセツ」シリーズが、今年1月に完結したのを記念し、特設サイトを公開中。 同シリーズは47都道府県の今昔を地図と文章で解説。各地元で多くの読者を獲得しメディアからの問合せも多いた […] -
本の話題
宮崎駿『シュナの旅』(徳間書店)、90万部突破
徳間書店はこのほど、の宮崎駿『シュナの旅』(アニメージュ文庫)の94刷を決め、発行部数が90万部を突破した。国際的な出版社グループ、マクミランの傘下にある米ファースト・セカンド社が11月に日本国外で初めての英語版を発売す […] -
本の話題
埼玉県の高校司書が選ぶ「イチオシ本2021」、1位は『100万回死んだねこ』
1位に福井県立図書館編『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』(講談社)が選ばれた。2020年11月から21年10月までに刊行された書籍197点を対象に、埼玉県内の高校司書らによる投票で決まった。 現在、須原屋全店の […]