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いまいちど、本屋へようこそ
第24回 国語教育と小説
2018年に告示された学習指導要領が、22年度から実施となる。国語の「選択科目」は「国語表現」「現代文」「古典」という枠組みから、「論理国語」「文学国語」「国語表現」「古典探究」に変更されている。 18年当時はこの変 […] -
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第23回 「○○と本屋」成功の鍵
先日、久しぶりに本屋の開店に向けた棚詰め作業をした。約20坪の小さな売場だが、空の棚を本で埋めていく作業はワクワクする。 売場づくりのお手伝いをさせていただいたのは、12月1日に開業した「本の世界を旅するホテル ラン […] -
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第22回 小さいけど本屋
大磯駅近くで営業していた、地元のクラフト作家のための常設店「つきやま」。9月5日にリニューアルオープンし、本の取扱いを始め、「つきやまBooks Arts&Crafts」として生まれ変わった。 それまで、大磯駅周辺に […] -
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第21回 純粋に好きだった頃
緊急事態宣言が明け、少しずつ日常を取り戻していることを、まちから感じるようになってきた。 先日、秋の陽気に誘われ、純粋に本に出合いたくて久しぶりに本屋巡りをした。 本や本屋に関わる仕事をしていると、純粋に好きだった […] -
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第20回 人と地域と本と
過日、ある本屋の店主から「残念ながら閉店することになった」と報告を受けた。以前、営業継続の相談を受けたこともあり、わざわざ足を運んでくださった。 人口減少が続く無書店地域につくられた、まちのちいさな総合書店。そこには […] -
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第19回 書店には何がある?
NHKの「あさイチ」で取り上げられたことがきっかけとなり、書評誌「本の雑誌」が初めてつくった10代向けブックガイド『10代のための読書地図』(本の雑誌社)が話題を呼んでいる。 同書は、本を押し付けることを目的にしてい […] -
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第18回 もち屋のうぬぼれ
僕は楽天ブックスネットワークで、誰でも本屋さんになれる書籍少額取引サービス「Foyer(ホワイエ)」を担当している。 「Foyer」とは、フランス語で待合やロビーという意味。本がもつ力を通して、くつろいだり、社交の場 […] -
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第17回 老後は読書三昧?
ここ数カ月間、高齢者の読書についてヒヤリングを中心とした調査を行っている。高齢者の読書についての議論は思いのほか少ない。 文化庁の「国語に関する世論調査」(2013年度)で、今後の自分の読書量を増やしたいか否かの意欲 […] -
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第16回 あの時訪れた本屋
夏休み、久しぶりに本屋を巡るだけの旅に出た。道中、飛行機の中で再読した柳美里『南相馬メドレー』にこんな一節があった。 「本は、単なる商品ではありません。読者は、消費者ではないのです。(中略)自分の中に確かに存在するけ […] -
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第15回 国語教育と読書
過去20年の子どもの読書推進に関して、カギとなる出来事や法律の流れを調べていた。 2000年「子ども読書年」、01年「子どもの読書活動の推進に関する法律を公布・施行」、04年「これからの時代に求められる国語力について […] -
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第14回 ローカル、ガラパゴス
4度目の緊急事態宣言発出。日々の新規感染者数の増減に一喜一憂することもなくなってしまった。昨年に続き今夏も墓参りの帰省ができないことが確定し、少々落ち込んでいる。いつになったら岩手の実家に帰ることができるのだろうか。 […] -
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第13回 その行為は読書である
6月は、集中的に「毎日新聞2020年度読書調査」の資料を精読する作業を行っていた。そのなかで、気になった調査結果があった。 「雑誌を読むこと」38%、「漫画を読むこと」31%、「本を立ち読みすること」17%、「本を朗 […] -
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第12回 今の消費者、これからの読者
書評誌「本の雑誌」初の10代向けのブックガイド、『10代のための読書地図 別冊本の雑誌20』(本の雑誌社)が6月下旬に出版される。 公開された目次を見ると、朝の読書や夏休みの読書感想文に対応した「本の雑誌が選ぶ10代 […] -
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第11回 次のステップ
図書館の蔵書を電子データ化し、メールで利用者に送信することを可能にした改正著作権法が、5月26日に参議院本会議において全会一致で可決成立した。 出版界もいよいよ次のステップに進んだな、と思いつつ、その後の世界を妄想し […] -
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第10回 若者たちの掌
NHK放送文化研究所の調査によると、10代から20代の若者の約半数がほぼテレビを見ないという。 新聞や本と同じように、若者のテレビ離れも進んでいることになる。テレビは若者にとって、日常的に情報を得るメディアではなくな […] -
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第9回 地域コミュニティの拠点
3月、4月と立て続けに茨城県で新しい本屋が誕生した。いずれも地域コミュニティの拠点をつくろうという地元住民の想いから生まれた本屋だ。 ひたちなか市の「然々書房」(ぜんぜん~)は、ライブラリー・カフェ然々の店内で3月に […]