2月14日、東京・千代田区の富士ソフト アキバプラザでユーザー会を行い、約170人が出席。同社が収集した書店POSデータを横断的に分析して出版社に提供する「出版POSサービス」の利用出版社は2月1日時点で258社。POSデータ提供店舗は4283店。出版社が様々な角度から売上動向を分析している。インテージテクノスフィアの北城修平氏が活用のヒントを伝え、アマゾン、図書館流通センターなどのデータを提供する有料オプション機能も紹介した。
出版社と書店間の受発注システム「Bookインタラクティブ」の利用出版社は115社で、書店会員は5187軒と拡大。共有書店マスタにおける登録率は約48%で、昨年の受注冊数は月平均で61万6000冊。23年の50万6000冊から大幅に増え、年間740万冊の規模になった。
竹書房営業局書店営業部の池辺公昭部長、紀伊國屋書店店売総本部販売促進本部長兼店売推進部部長の葛城伸一氏、PHP研究所第一事業普及本部の植田光太本部長が活用事例を紹介した。