新潮社、朝日新聞出版、河出書房新社、芥川・直木賞受賞作を重版

1月15日、第172回「芥川賞・直木賞」(日本文学振興会主催)の選考会が行われ、芥川賞は安堂ホセ『DTOPIA』(河出書房新社)と鈴木結生『ゲーテはすべてを言った』(朝日新聞出版)、直木賞は伊与原新『藍を継ぐ海』(新潮社)が選ばれた。同日に河出書房新社は『DTOPIA』を5万部、朝日新聞出版は『ゲーテはすべてを言った』を4万部、新潮社は『藍を継ぐ海』を6万部の増刷を決定。河出書房新社は安堂氏の既刊『ジャクソンひとり』と『迷彩色の男』の重版も決めた。増刷分の書店着は『藍を継ぐ海』が同21日以降、『DTOPIA』と『ゲーテはすべてを言った』は同23日以降を予定している。

写真=左から伊与原氏、鈴木氏、安堂氏