日本出版クラブ・野間会長ほか業界4団体のトップが抱負

1月7日、東京・千代田区の出版クラブビルで恒例の「新年名刺交換会」を行い、日本出版クラブの野間省伸会長(講談社)をはじめ、業界4団体のトップが広報誌「出版クラブだより」を通じ、今年の出版界を展望、関係者にメッセージを寄せた。それぞれが経済産業省の書店振興プロジェクトチームの活動に触れ、書店廃業や出版輸配送問題に向き合った。当日は出版社、取次会社、書店などの首脳・幹部が多数参集し、新年を祝った。
野間会長は経産省から委託された調査事業の委員を務め、書店振興への具体的な取組みにも参加している。「出版流通、書店廃業など一つひとつの課題を皆様と協力して解決していきたい」と挨拶。また、「出版クラブだより」では、日本書籍出版協会の小野寺優理事長(河出書房新社)、日本雑誌協会の宮原博昭理事長(学研ホールディングス)、日本出版取次協会の近藤敏貴会長(トーハン)、日本書店商業組合連合会の矢幡秀政治会長(真光書店)が経産省の動きに触れた。

写真=左から近藤会長、野間会長、小野寺理事長、矢幡会長(宮原理事長は都合により遅れて会場入りした)