書店議連・新会長に遠藤利明議員が就任、日書連・矢幡会長「再販契約書ひな型の変更」に意欲

「街の本屋さんを元気にして、日本の文化を守る議員連盟」は12月17日、東京・千代田区の憲政記念館で総会を開催。遠藤利明衆議院議員が新会長に、小寺裕雄衆議院議員が新事務局長に就任。新体制をスタートさせた。
日本書店商業組合連合会の矢幡秀治会長は同会で、業界が作成している「再販契約書ひな型」の変更に意欲を示した。官公庁等の入札に応じた本の納品は価格維持の適用外であり、多くの書店が値引きを求められている。再販契約書の変更により、値引きによる競争入札を廃止し、定価販売の実現を目指す。日書連は書協、雑協、取協に相談しており、検討を進めているという。