第172回「芥川賞」「直木賞」の候補作決まる

12月12日、主催する日本文学振興会が両賞の候補作を発表した。受賞作は来年1月15日に決定する。候補作は次の通り。
【芥川賞】
安堂ホセ「DTOPIA」(「文藝」秋季号)
鈴木結生「ゲーテはすべてを言った」(「小説トリッパー」秋季号)
竹中優子「ダンス」(「新潮」11月号)
永方佑樹「字滑り」(「文學界」10月号)
乗代雄介「二十四五」(「群像」12月号)
【直木賞】
朝倉かすみ『よむよむかたる』(文藝春秋)
伊与原新『藍を継ぐ海』(新潮社)
荻堂顕『飽くなき地景』(KADOKAWA)
木下昌輝『秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顚末譚』(徳間書店)
月村了衛『虚の伽藍』(新潮社)