紀伊國屋書店の連結決算、4年連続で増収増益 過去最高売上高と利益を更新

11月29日、株主総会および取締役会を行い、第130期(2023.9.1~23.8.31)決算と役員人事を承認した。連結売上高は1352億3100万円(前年比3.5%増)。前年から46億円以上を上乗せした。営業利益43億7700万円(同19.4%増)、経常利益49億0100万円(同4.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益34億5100万円(同8.6%増)。店売総本部が同3.3%増、営業総本部が同0.9%増、海外事業が9.1%増となり、前年度に続き過去最高売上高と利益を更新した。
単体決算の売上高は1023億7100万円(同2.1%増)、営業利益7億6600万円(同11.4%増)、経常利益18億円(同20.1%減)、当期純利益12億6800万円(同16.8%減)。17年連続の黒字決算を果たした。
役員人事では、アメリカ地区総支配人を歴任した松岡英司氏(営業総本部東京営業本部長)が取締役に、稲原祐二氏(営業総本部神奈川静岡営業本部長)、長谷川紀雄氏(店売総本部関西地区店売第一部長兼梅田本店長)、田村誠氏(コーポレート統括本部経理財務部長)、親松直樹氏(西海岸北西エリア統括兼CRMセンター長)、浅井英明氏(パシフィック・エイシアン地区総支配人兼PA地区外商EC統括兼シンガポール支配人)が役員待遇に新任した。