大手取次2社の年間ベストセラー、「変な家」シリーズ(飛鳥新社)が上位に

トーハンと日本出版販売は11月29日、2024年の年間ベストセラーを発表。トーハンの総合部門の1位は上半期と同様、雨穴『変な家』『変な家2~11の間取り図~』(飛鳥新社)の「変な家」シリーズ。日販の総合部門でも『変な家2』が1位、『変な家』が5位に入った。両社の文庫ジャンルでも『変な家 文庫版』が1位となっている。関連書籍の累積発行部数は計3点で224万部(電子版除く)。コミカライズ版は一迅社から4巻まで刊行している。
トーハンの総合2位は、鈴木のりたけ『大ピンチずかん』『大ピンチずかん2』の「大ピンチずかん」シリーズ(小学館)。日販の総合部門でも『大ピンチずかん2』が2位、『大ピンチずかん』が4位に入った。集計期間は両社ともに23年11月22日~24年11月19日。