日販GHD中間決算、減収増益で黒字化 日販単体は赤字も損失幅を縮小

11月22日、日販グループホールディングスと日本出版販売の中間(2024.4.1〜同9.30)決算の概要を発表。
日販GHDは売上高1855億0800万円(前年同期比9.5%減)、営業損失2400万円(前年同期は13億8800万円の損失)、経常利益2億4800万円(同12億6700万円の損失)、親会社株主に帰属する中間純利益1億0300万円(同11億5000万円の損失)だった。
取次事業、小売事業は赤字も損失幅を縮小。それ以外の全部門で増収かつ営業利益ベースで増益となり、全体では減収かつ経常・純利益ベースで黒字化した。
日販単体は売上高1395億3200万円(前年同期比13.2%減)、営業損失12億8000万円(前年同期は18億9800万円の損失)、経常損失12億3100万円(同17億8200万円の損失)、中間純損失4億7400万円(同13億8100万円の損失)。商品売上高の減収や運賃の高止まりが続くなか、販管費のコスト削減に努め、赤字幅を改善した。