長野トーハン会の奈良井会長、「会員の絆」に感謝

11月12日、東京・千代田区の出版クラブビルで第42回総会を開催。奈良井功会長(興文堂)は同会独自の「諏訪湖一周襷マラソン」や出版社と選書して増売する「信州IPPIN文庫フェア」などで培われた繋がりに感謝の意を伝えた。注文品の店着が遅れて、ネット書店の影響が大きくなっていることやキャッシュレス手数料などに危機感も示した。
出版文化産業振興財団の松木修一専務理事が各省庁の動きや同財団の取組みを講演した後、トーハンの川上浩明社長や同社東日本支社の北市哲朗支社長などが中期経営計画および各種施策を説明した。出版社も含めて約40人が出席した。