KADOKAWA中間連結決算、サイバー攻撃の影響受け減益に

11月7日、2025年3月期(2024.4.1~同9.30)中間連結決算を発表。売上高は1363億2000万円(前年同期比9.8%増)、営業利益は106億2600万円(同23.5%増)、経常利益は97億7100万円(同4.1%増)。6月に発覚したサイバー攻撃の復旧作業などで約23億円の特別損失を計上したため、親会社株主に帰属する中間純利益は30億9600万円(同25.0%減)の減益となった。同日に行われた会見で夏野剛社長は「いろんなことがある会社だが、事業そのものは順調に拡大し、(24年3月期から28年3月期までの)中期経営計画に与える影響もほとんどない。売上げと利益のさらなる拡大を実現していくことで、ユーザーなどに対する還元をしていきたい」と語った。