第32回「神保町ブックフェスティバル」、大盛況

10月26・27日、東京・千代田区神田神保町のすずらん通りを中心に行われ、多くの来場者で賑わった。出版社など183社が、ワゴンで汚損本や雑貨など20~80%オフで販売した。近隣の飲食店などを合わせて計197台のワゴンが出展した。会場では、クレジットカードや各種Payなど電子決済に対応する出版社が急増した。
開場は午前10時だったが、初日、早川書房のブース前には同9時前から、東京創元社でも同9時頃から目当ての本を求める来場者で列ができた。国書刊行会でも毎年の混雑を回避するため、今年から来場者に待機を促した。全品40%オフで販売した。
「本の得々市」に立ち並んだ出版社ブース前には2重、3重の層ができ、本を手にすることも困難な状況。読者とのコミュニケーションを積極的に図る関係者も目立った。

写真=法政大学出版局の前で