大田丸、「BUN-1グランプリ」のノミネート10作を発表

書店12法人で組織する大田丸は今年新たに、「BUN-1(ブンワン)グランプリ」をスタートする。大田丸の約120店舗の書店員が「もう一度売りたい、お薦めしたい文庫」を投票で選び、ノミネート10作を選定・販売した後、最も売れた作品をグランプリとする。今回のノミネート作は、次の10作品。
▽青山美智子『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)▽深緑野分『この本を盗む者は』(KADOKAWA)▽今村翔吾『塞王の楯(上・下)』(集英社)▽今村昌弘『屍人荘の殺人』(東京創元社)▽結城真一郎『#真相をお話しします』(新潮社)▽大前粟生『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(河出書房新社)▽石田祥『猫を処方いたします。』(PHP研究所)▽寺地はるな『水を縫う』(集英社)▽今村夏子『むらさきのスカートの女』(朝日新聞出版)▽くわがきあゆ『レモンと殺人鬼』(宝島社)
全国約120店舗でフェアを行い、最も売り伸ばした本をグランプリとして、「本の日」である11月1日に発表する。
大田丸加盟書店は今井書店、WAY書店、大垣書店、啓林堂書店、廣文館、東山堂、久美堂、ブックスタマ、文苑堂書店、豊川堂、芳林堂書店、朗月堂。