日本出版販売と日清紡ホールディングスは8月5日、年中いちごを収穫できる植物工場をコンパクトなパッケージとして生活空間に提供する「City Farming」事業について業務提携契約を締結した。
City Farmingは日販が事業開発、日清紡が技術開発を担う事業。2022年8月に実証実験を開始し、日販グループの施設に導入。23年4月からはオフィス、高齢者施設、商業施設といった生活空間へ導入を広げてきた。
実証実験開始から約2年で、顧客ニーズを確認し、設備の量産および供給体制、サービス提供体制が構築できたことにより、事業を加速させることを目的に業務提携契約を締結した。
今後はCity Farmingを活かした公共空間やまちづくりに繋げる動きも進め、日販として26年までに1500台・20億円事業に成長させることを目指す。