筑摩書房が昨年12月6日に刊行した小泉悠『ウクライナ戦争』が、売れ筋となっている。ロシアがウクライナに侵攻開始して約1年が経過した今、発売からわずか2カ月余で10万部(7刷)を突破した。
読者層は30~50代と幅広い世代のビジネスパーソンがメインで、男女比は7対3。ビジネス街、駅中・駅近立地の大型店、地域一番店でとくによく動いている。
2月24日には侵攻開始から1年が経過することから、様々な報道番組で特集が予定され、著者への出演オファーも相次いでいるという。筑摩書房では同日に読売新聞半五段広告を出広するとともに、20日に7刷・2万部を出来させ、著者の写真入りの拡材も用意して増売を図る構え。本体860円。