電子出版制作・流通協議会(電流協)の電子図書館・コンテンツ教育利用部会はこのほど、電子図書館を導入している自治体が1月1日時点で、「44都道府県の461自治体で、電子図書館の数は369館」と発表した。前年同時期(272自治体・265館)から大きく伸長している。
電子図書館サービスを実施している自治体は、 全体の25.8%(前年同期比10.2%増)。利用可能の人口数は6867万人と総人口の54.4%を占める。日本図書館協議会が公表している21年時の図書館数は3315館で、それに対する電子図書館サービスを実施している自治体の図書館数は1349館。40.7%の公共図書館で電子図書館を利用できる状況になった。