近藤敏貴会長と川上浩明社長が7月5日、「TOHAN COMPASS 2407」と題して、今後の事業計画におけるメッセージ動画を配信した。
近藤会長は、版権仲介システムを開発し、「和書の輸出や翻訳出版」などをサポートする意向を伝えた。今秋にローンチする予定。とくに中国では現地に拠点を設けて積極的に推進していく。
また、「既存小売店で本を置いてみたい」「3年間だけ、書店をやってみたい」などの書店開業のニーズに応え「新しい本の拠点づくり」を進める。従来の取引のハードルを下げて、書店の参入障壁をなくす。
川上社長は「真面目に出版取次事業に取り組むことが原理原則」と所信表明。日本出版販売から受け継ぐコンビニ流通においては、来年3月に新川口センター(埼玉・川口市)を稼働させ、コンビニと書店の連動キャンペーンなどで、雑誌文化を発展させていく考えを示した。
なお、動画視聴の問合せは、メール=PRESS_KOHO●tohan.co.jp(●=@)、トーハン社長室広報担当まで。