大日本印刷(DNP)は2月28日、hontoと連動した縦スクロールコミックアプリ「ホンコミ」の提供を開始する。2023年中にオリジナルコンテンツの提供を開始し、27年度に売上高30億円を目指す。
昨年開始した、コンテンツの創出・制作や各種データへの変換を支援するサービス「MANGA CREATIVE WORKS」と組み合わせ、コンテンツ事業のプロセス全体をトータルプロデュースするエコシステムの構築を進める。
アプリを共同運営するLink-U、メディアドゥ、出版社などとの協業により、オリジナル・リメイク作品を開発し、国内外に配信していく。
DNPのアニメーション制作フロー「ライトアニメ」のコンテンツなど、多様な形態での提供を検討。AIを活用した翻訳・着色などの機能を活用したコンテンツ制作で、コンテンツのグローバル展開も支援する。
アプリを需要調査の場としても活用し、人気コンテンツを書籍・グッズ化するなど、デジタルとリアルを繋ぐサービスも展開。hontoと連動したキャンペーンも実施していく。