1月18日、東京・千代田区の如水会館で第39回「梓会出版文化賞」と第20回「出版梓会 新聞社学芸文化賞」の贈呈式を開催。懇親会で役員改選の結果を発表し、新理事長に就いた下中美都氏(平凡社)が挨拶した。
下中氏は梓会について、「フェアで自由な空気がある。社の大小に関わらず、個々の本には異なる価値があり、その集積が文化をつくっているという自負とリスペクトがお互いにある」と紹介。
また、読者を増やすという目的を同じくする図書館との連携にも注力しているとし、有用な研修会を通じて知恵の交換やヒントの提供に貢献していきたいと述べた。
今回の受賞社は、「出版文化賞」が子どもの未来社、「同特別賞」がBook&Design、「新聞社学芸文化賞」が彩流社、「同特別賞」がポプラ社。
写真=受賞社と選考委員