■「新文化」最新号の1面特集は、【私たちが書店訪問を続ける理由/ミリオンセラー作家・畠山健二氏×山口恵以子氏】
2023年、「本所おけら長屋」シリーズ(PHP文芸文庫)が200万部を突破した作家・畠山健二氏と、「食と酒」3シリーズで計100万部に達した山口恵以子氏。2氏は昨年、全国200書店以上を訪問し、トークイベントも数え切れないほど行った。まるで芸人のような楽しい話術でファンをつくり、書店員との絆も深めて著書を増売してきた。「作家もサービス業。売れない作家であればなおさら努力すべき」と話すミリオンセラー作家の2人に話を聞いた。(聞き手=本紙・丸島基和)
■最終面特集は、【子ども向けノンフィクションで新境地/編集者の仕事:偕成社・秋重羊氏】
偕成社の秋重羊氏は、メディアアーティスト・岩井俊雄氏の「100かいだてのいえ」シリーズをはじめ、多彩な創作絵本を担当する一方で、実際の人物や出来事を題材とした読み物や絵本も数多く手がけてきた。2月からはノンフィクションシリーズ「みんなの研究」の第2期の刊行がスタートする。秋重氏が子ども向けのノンフィクション本をつくり続ける理由とは?(谷山宏典)