12月13日、東京・千代田区の帝国ホテルで行われた出版販売年末懇親会で、日本書店商業組合連合会の矢幡秀治会長が紹介した。秋の読書推進月間「BOOK MEETS NEXT」と合わせて行ったことで、昨年の約11万件を大幅に上回る結果になったという。
一方で矢幡会長は、日書連の加盟書店数が約2600店に減少し、4月以降だけで閉店を理由に50店脱退したことを明かした。「新型コロナが5類に移行し、街中に人が増えたが、書店の客足は遠のいている。近隣の2書店も閉店したが、その理由はよく理解できる」と書店界の窮状を語った。
写真=矢幡秀治会長