紀伊國屋書店、連結決算で過去最高売上高と利益 藤則副社長が社長に

11月30日に行った株主総会で2023年8月期(22.9.1~23.8.31)決算と役員人事を決議した。連結売上高は1306億0787万円(前年比8.0%増)、営業利益36億6621万円(同48.2%増)、経常利益46億8092万円(同69.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益31億7919万円(同56.5%増)。「店売総本部」「営業総本部」「海外事業」の全3部門で増収。過去最高の売上高と利益を計上して、3年連続の増収増益となった。
単体売上高は1002億6276万円(同3.5%増)、営業利益6億8831万円(同104.9%増)、経常利益22億5429万円(同111.7%増)、当期純利益15億2483万円(同131.0%増)。16年連続の黒字決算。
役員人事では、高井昌史会長兼社長が代表取締役会長に就き、藤則幸男副社長が同社長に昇任した。また、大野繁治専務が副社長に、住谷朝子取締役が常務に昇任。川上幸弘氏が取締役に、ダイヤモンド社社長などを歴任した鹿谷史明氏が監査役に、新田英直氏が役員待遇に新任した。