日販グループホールディングスと日本出版販売が11月24日、2023年度中間(23.4.1~同9.30)決算を発表。日販GHDの連結売上高は2048億9900万円(前年比6.8%減)、営業損失13億8800万円(前年は1億0400万円の損失)、経常損失12億6700万円(前年は1500万円の利益)、親会社株主に帰属する中間純損失11億5000万円(前年は11億7800万円の利益)。全8事業のうち6事業は営業黒字だったが、「取次」「小売」事業で23億円の営業損失を計上し、全体に大きく影響した。
単体売上高は1607億3700万円(同9.5%減)、営業損失18億9800万円(前年は6億2600万円の損失)、経常損失17億8200万円(前年は4億9400万円の損失)、中間純損失13億8100万円(前年は5億8400万円の損失)。取引書店の売上げ減少や帳合変更により168億円の減収。赤字幅が拡大した。