高橋書店は11月14日、東京・千代田区の帝国ホテルで第27回「手帳大賞」を発表し、受賞者を表彰した。思わず手帳にメモした言葉を募集する「名言大賞」には5万2377作品の応募があった。大賞は「あなたはたくさんいていいのよ」(生越寛子・42歳)。
初めての子育てがうまくいかないとき、母からそう言われた。泣いたり弱かったり——どんな自分であれ、たくさんの自分が存在して良いと肯定されて、前向きになれた言葉だという。
その他の受賞作は次の通り。
【特別賞】
「生まれ変わったら私が譲るね」(早川宏・51歳)
「お母さん 冬が聞こえるね」(野村絢子・76歳)
「『初めて』を楽しんで!」(中島加奈子・41歳)
【優秀賞】
「明日の予定は元気。」(小野あけみ・24歳)
「なんか人のために頑張っています。」(矢野浩樹・41歳)
あったらいいなと思う手帳のアイデアを募集する「商品企画大賞」には、2665作品の応募があった。最優秀賞は該当なし。優秀賞は「中高生のための手帳」(谷口楓果・15歳)。
写真=受賞者、審査員、プレゼンターたち