紀伊國屋書店など3社、共同出資会社を設立

紀伊國屋書店、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、日本出版販売は10月2日、3社の共同出資会社、「㈱ブックセラーズ&カンパニー」を設立した。書店と出版社の直仕入スキームで、書店主導の出版流通改革に臨む。
新会社の資本金は5000万円(資本準備金5000万円)。出資比率は紀伊國屋書店が40%、CCC、日販がそれぞれ30%。紀伊國屋書店が筆頭株主になった。登記上の新会社本店所在地は紀伊國屋書店新宿本店内で、オフィスは東京都品川区上大崎2-15-19 ビジネスエアポート目黒に構えた。具体的な運営については、後日行われる記者会見で発表する予定。
役員体制は次の通り。
代表取締役会長=高井昌史紀伊國屋書店代表取締役会長兼社長)
同社長=宮城剛高(同経営戦略室長)
取締役=内沢信介(CCC事業戦略室長/書店流通改革プロジェクトリーダー)
同 =日野泰憲(日販マーケティング本部長)
同(非常勤)=近藤純哉(日販グループ会社のNIC代表取締役社長)