11月30日、株主総会および取締役会を行い、第128期(2021.9.1~22.8.31)連結・単体決算の概要を確定した。連結売上高は1209億3170万円(前年比4.6%増)と好調に推移した。利益面でも営業利益24億7420万円(同117.3%増)、経常利益27億5830万円(同108.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益20億3200万円(同34.8%増)と大幅に伸長した。
連結売上高の内訳は、「店売総本部」431億1320万円(同4.3%減)、「営業本部」499億2870万円(同5.0%増)、「海外」234億1000万円(同36.8%増)。
紀伊國屋書店単体の業績は、売上高968億8520万円(同1.0%減)、営業利益は3億3600万円(同56.5%減)、経常利益10億6480万円(同4.6%増)、当期純利益6億5990万円(同4.1%減)。減収減益となったが、15年連続で黒字を確保した。
役員人事では、藤則幸男氏(店売総本部長、管理部門担当)が代表権をもつ副社長として昇任。西前秋幸氏(店売総本部関西地区・中部北陸地区担当)と川村俊之氏(営業総本部学術情報販売促進本部長兼雑誌部長)が取締役に、星真一氏(店売総本部東京地区店売第一部長兼新宿本店長)が役員待遇にそれぞれ新任した。