メディアドゥが提供する視覚障害者専用電子図書館サービス「アクセシブルライブラリー」がこのほど、長野県の「市町村と県による協働電子図書館(デジとしょ信州)」の一環として、県下全77市町村で利用可能となった。
ひとつの県の全市町村で同サービスが利用可能となるのは、初めて。これにより、アクセシブルライブラリーの導入自治体数は計90市区町村(7月4日時点)となった。
アクセシブルライブラリーは、市区町村または市区町村図書館を通じ、電子書籍を音声自動読上げで提供するサブスクリプションサービス。6月30日には、インプレスホールディングスのグループ会社7社が刊行する電子書籍計1278点の配信を開始した。同日時点での協力出版社は13社、提供作品数は約1万6000点。