■「新文化」最新号の1面特集は、【ワック、ネット配信事業が大幅伸長/YouTube番組を軸足に/「デイリーWiLL」再生回数2億回超】
ワックが運営するYouTube番組「デイリーWiLL」の再生回数が2億回を超えた。「月刊WiLL」の〝動画版〟と位置づけられる同番組は2019年1月の立ち上げから計1270回(5月末時点)以上にわたり配信され、54万人を超える登録者を獲得している。同社が手がけるYouTube番組は7つ。「ガリレオCh」などのテレビ番組や「映画」も含め、ネット配信収入は20年度から年を追うごとに高まり、22年度3月期決算も高い水準で増収の見通し。ワックのビジネスモデルを変えてしまった。(本紙・丸島基和)
■最終面特集は、【成長するオーディオブックの今後/オトバンク社長・久保田裕也氏に聞く】
オトバンクは今春、日本出版販売と資本業務提携を結んだ。オトバンクの第三者割当増資を日販が引き受けるかたちで出資している。両社は業務面でも連携を強め、50代以上のミドル・シニア世代に対し、オトバンクのオーディオブックを活用してもらうための環境づくりや認知の向上を図っている。なぜ両社は資本業務提携で合意したのか。オトバンクの久保田裕也社長に、その経緯と今後のオーディオブック市場について聞いた。(聞き手=本紙・三浦俊介)