日販グループホールディングスは6月1日、連結および単体決算を発表。連結対象子会社35社を含めた連結売上高は4440億0100万円(前年比12.1%減)。営業損失は4億1700万円(前年は28億4000万円の利益)、経常損失は1億5800万円(同36億4800万円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失は2億1800万円(同13億9100万円の利益)。「取次」「小売店」事業が減収・営業赤字となり、全体を押し下げた。
日本出版販売単体の売上高は3550億9500万円(前年比12.9%減)。営業損失は20億6700万円(前年は7億3400万円の利益)、経常損失は18億5600万円(同9億3400万円の利益)、当期純損失は22億9700万円(同4億8500万円の利益)。「書籍」「雑誌」「コミックス」「開発商品」の全4分野で減収。市場全体が縮小し、取引書店の閉店や帳合変更も大きく影響、前年の売上高から約523億円減少した。