大日本印刷(DNP)はこのほど、2023年3月期(22・4・1〜23・3・31)決算の概要を発表。売上高は1兆3732億0900万円(前年比2.2%増)、営業利益は612億3300万円(同8.3%減)、経常利益は836億6100万円(同3.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は856億9200万円(同11.8%減)で、増収減益となった。
印刷事業のうち、出版関連事業を含む「情報コミュニケーション部門」の売上高は7202億円(同3.0%増)、営業利益は267億円(同3.2%減)。出版関連事業は、紙媒体の市場縮小に伴う印刷受注減に加え、「honto」が前年の巣ごもり需要からの反動を受け、減収となった。