■「新文化」最新号の1面特集は、【評論社、創業75周年の歩み/翻訳シリーズ児童文学に大きな足跡】
絵本や児童文学を主力にする評論社が7月2日に創業75周年を迎える。1点1点の書籍をロングセラーに育て、児童書出版界の一翼を担ってきた。創業者の竹下みな氏から同社を引き継ぎ、各種業界団体の要職に就く竹下晴信社長(81)。人には言えない苦労もあったが、軽々しく口にすることはない。「それは刹那的なこと。自分の好きな本をつくることしか興味、関心がなかった。それだけですよ」と穏やかに話す。(本紙・丸島基和)
■最終面特集は、【「週刊つりニュース」が運営水生生物の専門書店/開業1年の「SAKANA BOOKS」(東京・新宿区)】
㈱週刊つりニュースが本社で営む「SAKANA BOOKS」(東京・新宿区)は、魚をはじめとする水生生物の専門書店だ。2022年の開業以来、祖業で培ってきた魚に関する深い知見と、高い発信力で、全国の魚好きや水族館ファンを集客している。この春には出版レーベルを立ち上げ、出張イベントも実施するなど波に乗る同店を取材した。(本紙・勝本育実)