4月7日、年刊誌「近代出版研究」の第2号を発売した。同誌は、国立国会図書館元職員で『調べる技術』(同社刊)の著者でもある小林昌樹氏が所長を務める、近代出版研究所による研究誌。
今回の特集テーマは、「雑著・雑本・ミセレイニアス」。巻頭には、作家・稲生平太郎としても知られる英文学者・横山茂雄氏のロングインタビューを掲載した。
小林氏はエッセイ「特集に寄せて、雑本とは何か―図書分類法を援用して」を執筆。その他、在朝・在野を問わない気鋭の研究者や出版業界人らが、内容見本、版元営業、コンビニ本、大正グラフ雑誌など様々なテーマで筆を執った。
本体2000円。