このほど、2022年9月期(2021.10.1~22.9.30)連結決算を確定した。くまざわ書店と100%子会社8社の連結総売上高は428億4000万円(前年比4.9%減)で、ポイントカードや図書館納入の割引などを差し引いた純売上高は425億8000万円(同4.9%減)。熊沢真社長によると、経常利益は昨年の14億円から「半減した」という。税引前当期純利益は約6億円で、「06年に売上高が初めて400億円を超えて以降、最悪の利益額になった」と話す。
前年は新型コロナウイルスの巣ごもり需要から売上高、利益が過去最高レベルに達していたが、その反動もあって減収減益となった。
くまざわ書店グループの総資産は264億6000万円、純資産は149億9000万円でともに増加した。
期中は7店舗を新規出店、11店舗を改装した。期末時点の(書店)店舗数は224店で、前年から4店舗減少した。