高橋書店はこのほど、ホームページで「手帳白書2023」を発表した。全国1000人に手帳に関する意識調査を行い、結果をまとめたもの。それによると、節約や予定のダブルブッキングを避けることにおいて、手帳ユーザーのほうがその他のスケジュール管理ツールのユーザーよりも成功している結果となった。
手帳をメインに使うユーザーのうち、その他のスケジュール管理ツールも併用する人は93%。その理由は、「それぞれに利点があるから」が62.9%で最も多く、次いで「公私の予定を分けたいから」が34.2%だった。
手帳を使ったスケジュール管理のメリットについては、86.3%が「手書きすることで記憶に残りやすく、予定を覚えることができる」と回答した。
全体の81.8%が「現在節約を心がけている」と回答したなかで、「自身の節約は成功しているか?」という質問には手帳ユーザーの72.8%が「成功している」と答え、その他ユーザーを6.9%上回った。
また、コロナ禍前後を比較して「予定のダブルブッキングが増えた」人が全体の68%いたなかで、手帳ユーザーは61.4%にとどまり、その他ユーザーに14.0%の差をつけた。
調査期間は11月18日から同20日まで。10代から60代の、スケジュール管理を手帳をメインに行うユーザー500人、その他のツールで行うユーザー500人にアンケートを実施した。