一冊は12月6日、書店と出版社を繋ぐ受発注クラウドサービス「一冊!取引所」内に、リトルプレス専用のマーケット「一冊!リトルプレス」を立ち上げる。
商業出版が目的ではなく、取次会社を通じた流通に乗せられない本を刊行する個人または団体を対象とした有料サービス。書店の利用は無料だが、「一冊!取引所」に参加していてクレジットカード登録が完了していることが条件。
出品者は、販促コミュニケーションツール「一冊!チョイス」を使用して情報を発信できる。精算はクレジットカード決済による直取引「一冊!決済」で行う。すべて買切条件となり、出品者は書店に直送する。卸率や送料は、出品者が商品ごとに決められる。
出品者の利用料金は、年額5500円(税込)。別途、書誌登録1アイテムごとに税込1100円の登録料が発生する。また、決済ごとに決済額の8%が手数料として差し引かれる。