日販グループホールディングスのIT事業会社、日販テクシードはこのほど、出版社に向けて新たな販売管理システム「CONTEO」を開発した。従来の紙版販売管理に加えて、「電子書籍」「グッズ」「広告」「版権」の販売実績を、「電子ストア」「書店とそれ以外の小売店」「各種ECサイト」「海外」「直販」ごとに管理できる。書籍や雑誌は、銘柄ごとに紙版と電子版それぞれに販売数や印税、アドバンス料、製作原価などを管理でき、実績レポートも抽出できる。
多様化する商材と流通を一元管理するシステムを標準装備したものは出版界で初めて。12月から一部の出版社で稼働し、来年1月から正式に発売。リモートワークもできるクラウド型システムとして製作、運用していく。
同社ではさらに、ファックスや電話注文パソコン入力作業の代行サービスも開始。パソコンのセキュリティーやトラブルの相談も受け付ける。
問合せ先はTEL03-5280-7715、ソリューション事業開発本部、またはメール=shuppan●techceed-inc.com(●=@)まで。