「うんこドリル」が官公庁や自治体とコラボ、啓発冊子が400万部超え

文響社が官公庁や自治体、法人などから請負って制作する「うんこ啓発ドリル」の発行部数がこのほど、400万部を超えた。文響社が刊行する「うんこドリル」シリーズと、各団体が行う子ども向けの啓発活動がコラボしたもので、ライツ販売と請負出版を組み合わせた独自の事業だ。
これまでにコラボした団体は、法務省、金融庁、千葉県警察、東京都、横浜市、日本郵船など26者。テーマも、防災、安全、社会、環境など多岐にわたる。
基本的なフォーマットは、オリジナル問題を掲載した紙冊子を制作するもの。アプリゲームの開発なども請け負う。すべて文響社が内製する。
こうしたコラボ事業の拡大に注力するのは、うんこ事業部で「うんこアンバサダー」を務める石川文枝、萩野里咲の2氏。石川氏は、「最初はもっぱら当社からお声がけしていたのですが、認知の拡大に伴い、先方からご依頼頂けることも増えました」と胸を張る。事業部の売上高も、右肩上がりで推移しているという。

写真=うんこアンバサダーの石川氏