文字・活字文化推進機構はこのほど、メッセージ冊子「いま、なぜ『紙』の教科書なのか」を発行した。冊子には文字・活字文化推進機構の山口寿一理事長、(読売新聞グループ本社/活字の学びを考える懇談会事務局長)、同会の浅田次郎会長(作家)などが寄稿。
山口理事長は紙とデジタルの「ベストミックス」がどのようなものか、全体像がまだ定まっていないと指摘。「重大な転機を前に、今、国民的な議論を起こすため、この冊子を作りました」と記した。 冊子の閲覧はこちらから。
同機構は新聞・出版・学校図書館関係者、作家、超党派の国会議員などとともに「活字の学びを考える懇談会」を設立。デジタル教科書の本格導入に向けた国の方針に関心を向け、政策提言を行っている。