9月17日から日本列島に上陸した台風14号で、全国の書店に被害が出た。とくに18日から19日にかけて「臨時休業」「時短時間」を強いられた書店が多数あった。人的被害は確認されていない。本紙の取材では、「雨漏りがあった」「シャッターが壊れた」「客が来なくて売上げに影響が出た」などの声もあったが、多くの書店が「大きな被害はなかった」としている。
気象庁は17日、「かつて経験したことのない危険な台風」とし、「命を守る行動を」と呼びかけた。これを受けて日本出版取次協会は19日の配送を中止。20日に繰り下げた。