三洋堂ホールディングスの子会社である三洋堂書店は、今年初めて開催した文庫アワード「でら文芸」の受賞作品を店頭でフェア展開している。
受賞作は、「東海ご当地部門」1位が青山美智子『木曜日にはココアを』(宝島社)、「傑作掘り起こし部門」1位が青木祐子『派遣社員あすみの家計簿』(小学館)。同社ホームページでは、各部門の8位までを公表中。店頭フェアでは、全75店舗で1~3位の作品を展開している。
「でら文芸」の対象作品は、過去1年間に発売された新刊および重版がかかった作品。各部門8作品のノミネート作品を決めたうえ、店頭とTwitterにおける読者投票を経て受賞作を決めた。