9月14日、「夕日新書」を創刊した。第1弾は、中沢孝夫『働くことの意味』(本体1000円、写真)と勢古浩爾『ただ生きる』(本体1100円)の2点。発売はともに光文社。
夕日書房代表の山野浩一氏は筑摩書房前社長で、長きにわたり「ちくま新書」の編集も手がけていた。「夕日新書」では、「ちくま新書」時代の著者人脈を活かし、様々なジャンルで「ゆるやかに学問的で、どちらかというと年配読者向け」な内容の本づくりを行う。
発売日を「光文社新書」と同日に設定し、併売を促す。今後、年間4点ほどを刊行していく。来年5月には、里中哲彦『池波正太郎の残照』(本体予価1000円)を刊行する予定。