仏教書の刊行や〝終活〟に関するサービスを手がける鎌倉新書(東京)はこのほど、大阪府の堺市と「堺市における終活に係る業務の支援に関する協定」を締結した。市民や市役所職員に向けた終活の啓発活動、終活専用相談ダイヤルの設置などを行っていく。同社は昨年3月から、終活・供養にまつわる生活者の課題解決を目的とし、地方自治体との官民協働事業を開始。170自治体(8月1日時点)と提携している。
また、鎌倉新書は8月15日、丸井錦糸町店(東京・墨田区)5階に、初の店舗「窓口de終活」をオープンした。終活、供養、老後などにまつわる相談を個別に受け付けるほか、無料の終活セミナーを毎日開催する。