日販グループホールディングスおよび日本出版販売は8月1日、日清紡ホールディングスとともに、「植物工場」技術を生活者向けにリデザインして提供する「City Farming事業」の実証実験を開始する。
同事業は、いちごが収穫できる「植物工場」を、生活空間に向けて貸出提供するもの。植物工場とは、季節・天候・技能といった制約に左右されず、主にレタスなどの葉物野菜を屋内設備で量産する技術だ。
国内で初めていちごの連続栽培に成功した日清紡が技術開発し、日販が生活者に身近な場所でコンパクトなパッケージとして提供するモデルの企画開発をした。
実証実験は、8月から文喫 六本木(東京・港区)、9月からOHAGI3南町田グランベリーパーク店(同・町田市)とTSUTAYA BOOKSTORE 下北沢(同・世田谷区)で順次実施する。植物工場の設置からいちごの栽培、いちご関連メニューの販売、収穫体験イベントなどを行う。