このほど、2022年3月期(2021.4.1~22.3.31)連結決算の概要を発表した。売上高は2212億0800万円(前年比5.4%増)。営業利益は185億1900万円(同35.9%増)、営業利益率は8.4%(同1.9ポイント増)。経常利益は202億1300万円(同40.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は140億7800万円(同46.9%増)と大幅に拡大した。営業・経常・親会社株主に帰属する当期純利益が想定値から大きく上ぶれして増収増益となった。売上高、営業利益、営業利益率は14年10月にドワンゴと経営統合して以降、過去最高を記録した。
KADOKAWAでは、23年3月期を最終年度とする中期計画の営業利益目標を1年前倒しで達成。今回、新たな中期計画を策定した。3年後の25年3月期は、売上高2500億円、営業利益250億円を目標にしている。海外売上高比率を現在の13%から20%に引き上げる考えだ。